原木倒しに小国まで・・・。
いざ、小国へ・・・。
今年も原木を倒す時期が来ました。
皆さんは、しいたけの収穫の場面は良く見た事あると思うんですが、椎茸がなっている木を倒すところは見た事ないでしょ。
普通、椎茸農家でも玉切った原木(1㎜位に切ったやつ)を仕入れる人も多いんですが、僕は自分で時期を見て切り倒しに行きます。
今年は、椎茸の師匠がいる熊本県の小国でクヌギの立木を倒しに行きました。
自分の倒したい方向へ綺麗に倒れた時は、すごく気持ちがいいんです。
木と言っても生きているので、切り倒すときはいつも塩とイリコとお酒をまいて、お祈りをしてから切り倒すようにしています。
お蔭で今回も怪我もなく無事に作業を終えることが出来ました。
ただ、途中で切り倒したクヌギが予期せぬ動きをして死にかけましたけど・・・。
マジで焦りました・・・。
この作業を終えて、このままの状態で2~3か月放置しておきます。
これを葉がらしと言うんです。
この作業をすると、木の中央の余分な水分を枯れ葉が抜いて落ちて行ってくれるんです。
この時期を見計らって切り倒すのが良い椎茸を作る条件の一つになるようです。
そのため、こだわりのある人は、自分で立木を切り倒すんです。
そして、この原木に椎茸の菌を打ってから2夏がこえて、ようやく収穫になるんです。
ちなみに、この時の作業風景をTVが撮影に来ました。
ヤンマーがスポンサーの「Premium Marché ~至福の贈り物~」で放映されるそうです。
放送日は11月30日で時間がPM6:50くらいから7:00の間で放送のようです。
戸畑の「なばinサンカフェ」も出るので興味のある方は見てやってください。
しかし、撮影、本当に疲れました。
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